パンタナールの旅Ⅴーパンタナールの人々が、セックスが強いわけー (2011/06/10)
 | ワニスープ。絶妙の味付けで本当においしかった。そのおいしさは、僕がブラジルで食べた料理の中でベスト3に入る |
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宿泊したポーザーダは、ワニの養殖をしており、ワニのスープ、刺身を食べさせてくれた。料理に使うには生後1年1mくらいのワニが、身が柔らかくておいしいらしい。 刺身は誰も食べず結局僕一人が食べた。自然のモノはときおり虫がいるとの話を聞いていたので、「虫は大丈夫か」と何度も聞いたが、「うちの養殖場のものは大丈夫」と技術者が太鼓判を押すし、せっかく僕のために作ってくれた刺身を食べないわけにもいかず、一人で小さな皿の半分ほど平らげた。ほとんど臭いもなく、鳥の刺身のような感じの肉であった。まずくはないが、あまりにも大量にありすぎて半分食べるやっとであった。 一方、スープはまさに絶品であった。パンタナール風に味付けをしたというスープには足のももの部分が骨付きで入っていた。ピリリと辛く、濃厚な出汁のきいたスープは何杯食べても飽きることはなかった。結局一人で5杯も小さなスープ皿でおかわりをしてしまった。 「精力がつくぞ~」と給仕の青年がニヤリ顔で笑い、他の人間もそうだそうだとニヤニヤ笑う。まさか、そんなことがあるはずがないと相手にもしなかったが、翌朝確かにその兆候が! ピラニアスープといいワニスープといい精力がつくモノがパンタナールにはありすぎる。ちなみに、アンタ(バク)のペニスの干したモノもよくきくそうだ。 パンタナールに住む人は、毎日セックスをし、ブラジルで一番セックスが強いという統計がでているそうであるが、これらの食べ物のおかげで精力が強いのかもしれない。
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