6・22 ニヤリ笑いは災いの元 (2006/06/22)
今日はブラジル×日本戦。午前中から、街中はさまざまな鳴り物が鳴らされ、黄色に緑のTシャツやブラジルの国旗を模した服を着た人が多い。町全体がこの一戦に向けてそわそわしている。ほとんどの会社が昼で終わり、学校は休み、ブラジル人にとってサッカーは何よりも大切なものなのだ。 前回のオーストラリア戦で4万人集まった、アニャンガバウーの大画面特設会場にいくと大画面の前はすでに人で埋まっていた。もし万一にも日本が勝つようなら早い目に帰った方がよさそうだ。酔っ払いにちょっかいをかけられたら堪ったものではない。 カメラを向けると、皆ポーズをとってくれ、これはいいな、と思いつつ写真を撮っていた。そのとき「ゴール! ジャポン」アナウンサーの声が耳に入った。えっ、まさか日本が点をいれるとは! 昨日のラジオで「万が一にも日本は勝てない」と言ったことが頭に浮かんだ。もしかしたら、もしかするかも??? そう思うとニヤリと独り笑いがでてしまった。それを見ていた数人の観客が騒ぎ始めた。「ジャポネスが笑ってる!」黒人女性が僕を指差しながら大声をあげて非難している。そ、そんな、僕は点を入れられたブラジルを笑ったつもりは全くない。僕のニヤリ笑いは、人を小ばかにしたように見えるらしく、小学生の頃、同じクラスの女の子に指摘され、ショックに感じたことを未だに覚えている。 その騒ぎから、観客の僕に対する態度が変わってしまった。 ニヤリ笑いは災いの元なのである。
 | 2点目が入り余裕の喜び。僕に対する冷たい視 線もやっと消えた。 |
|
|