7・16 パステルに病みつき (2006/07/17)
フェイラ(青空市場)に買い物に行くと、何故か食べたくなる、それがパステルである。パステルとは小麦粉で作った袋にチーズやひき肉を入れてあげたモノでブラジルではもっともポピュラーな食べ物のひとつである。1つが1.5レアルほど。ある人がいうには、「あれは空気を売っているようなものさ」というように、材料費に比して儲けが大きいらしい。確かにひどいパステルになるとほとんど中身がなく、小麦粉の揚げたものを食べているような気分になる。 パステルの種類は中身に応じて、チーズ、カルネ(ひき肉)・・・、などの他にスペシャルと呼ばれる、ゆで卵、ハム、チーズ、ひき肉など入ったそれこそ王様のパステルがあり、友人に勧められて初めて食べて、すっかり気に入ってしまった。店によっても違うようだが僕のよく行く店では大きさも価格も2倍で中身は2.5倍ほどあり充実している。ひとつ買って子供と分けて食べると随分得した気分になる。 まだスペシャルを食べたことのない人は、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
 | 普通パステルを食べるときに飲むのは、カウド・デ・カーナ (サトウキビジュース)。ジュースの甘さがパステルの油っ こさを緩和してくれる。まさに絶妙のコンビ。 |
|
|