そこにいくと、いつも何かひっかかる場所があり、ついつい写真を撮ってしまう。サンパウロのセントロで言えば、セ広場、アナニャンガバウー広場、そしてサン・ジョアン広場に面した小さな広場である。どこも治安がいいとは決して言い難いところであるが、何故かひかかるのである。 　僕は輪廻転生を信じる人間なので、前世でなにかあったのかな～などと、ついつい思いを馳せてしまう。以前、奈良の大仏殿の人通りのない裏道を独りであるいていると、記憶が飛んでしまい大昔の自分の記憶が戻ってしまいそうな感じがして、突然怖くなって佇んでしまった覚えがある。これらの場所はそこまではいかないが何か縁のある場所なのかもしれない。 　最近ではデジカメという便利なものができたので、何枚でも写真が撮れることは非常にありがたい。 アニャンガバウー広場に面したビルディング群。この辺は トロンバ（強盗）が多いので要注意。

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