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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2019/04/21)
10・15 配管修理 [画像を表示]

10・15 配管修理 (2006/10/17)  僕の住んでいるアパートはもうできてから60年は経とうかと言う古い建物である。できた当初は、マンション(日本ではどんなアパートにもこの言葉は使われるが、ブラジルでは最高級のアパートをこう呼ぶ)と呼ばれ、屋上にはダンス場まであった、当時は憧れのアパートだったらしい。今は市の文化遺産にも指定されている。
 僕のアパートは22階にあり、ベランダから見下ろす光景はなかなかのもので、僕自身も結構気に入っている。今でも交通の便とその格好の良さから結構すみたい人も多いようであるが、僕には猫の小判的なアパートかもしれない。とにかく僕は掃除が苦手で、部屋は荒れ放題、快適なベランダに出るのも一苦労なほどで今では3ヶ月に1回も出ない。だから配管なぞ、一度も取り替えたことがなかった。これはお金がいつもギリギリということもある。水漏れで被害を被っている下の住人が早くなおさないと、訴えるぞ、と圧力をかけられ、やっと替えることになった。
 なんとか、修理費を分割払いにしてもらい、直すことになった。ブラジルでは他人を家にいれるということは結構大変なことで、よっぽど信用の置ける人しかいれない。ある僕の知人の家では、お手伝いさんを入れたところ、子供のおもちゃから、下着、食料品までが、彼女が来るたびになくなっていたという。ブラジルに来て身についた哀しい習慣であるが、僕もその辺は一切ブラジル人を信用していない。服でも食料品ぐらいなら持っていかれても全く問題がないが、さすがに長年集めてきた仕事道具やお金は困る。勿論盗る方が悪いのであるが、盗られる方にも責任はあると思う。ブラジルに住むようになってそう思うようになった。だからできる限りの用心をしている。
 ブラジル人を使うのはつくづく難しいと思う。同じ人間だからと思い、同等に接し、彼らのためにと思い、いろんなことをしても、増長にして平気で裏切るし、かといってむげに扱うと怒るし、なかなか難しい。日本的な考えは当てはまらない。適度に高圧的にでてあなたよりるのが良いような感じである。今までの経験からいうとブラジル人とはアミーゴ関係でいるのが一番良い。さいわいにして今はフリーなのでこの辺で頭を悩ますことはなくなった。

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ブラジルの建物はレンガを積み重ねて造られている。最近はコンクリートブロックが使われるようになった。


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