10・26 身勝手 (2006/10/27)
先日もアパートの修理について書いたが、修理は今なお難航している。 修理屋さんがアパートに入るのを下の住人が、拒んでいるのだ。5時以降ならいいと言っているらしく、職人たちの親方も頭を悩ませている。というのは職人の労働時間は5時までだし、建物の修理は5時までと決まっているのだ。直さないと訴えるぞ、と脅しをかけておきながらこのありさまだからうんざりしてしまう。 以前、エレベーターで下の住人と顔をあわせたおりに、「迷惑をかけて悪かったね」とこちらが言っているのに、彼はむすっとした様子で返事をしようともしない。彼はそんな男なのだ。なんとなく挙動がゲイっぽいので、多分、気分を損ねるとなかなか許さないタイプだろう。別にゲイに偏見を持っているわけではないが、今まで僕がブラジルで知り合ったゲイは粘着気質でとにかくしつこい。と書いているうちに自分も結構当てはまるな、と気がついてそんな性格が嫌になった。とにかく、彼らは何事にも細かくてうるさい、そんなイメージが僕には強い。しかし、そういうところが芸術系やサービス業に向いているらしく、ブラジルでのこの辺の分野は少なくみても彼らが60%以上をしめていると思う。
亡くなった、アルゼンチンでお世話になった方が「お金で解決できることは、お金で解決するのが一番楽なんだよ」と、一緒に旅行しているときにポツリと言った言葉を思い出した。今がそのときかなという気がする。
 | 何をやるのも大変でうんざりしてくる。 早く修理が終わらないかなー 夕空が気に入って撮った1枚 |
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