11・6 電線泥棒 (2006/11/08)
昼のニュースを見ていると、サンパウロ市内の各地で停電しているという。さいわいなことに、僕の住むセントロ地区では、そんなことはなく、ニュースを見るまでは全く気づかなかった。 その原因がなんと電線泥棒のせいだという。1日5キロちかくも盗まれているというから驚く。以前、電気工事の仕事はちょっとした不注意で感電死することあるので技師は非常に注意を払って仕事をしているということを聞いたことがあるが、泥棒たちは、大丈夫なのだろうか。自分には影響がないせいか思わず心配してしまった。 ブラジルでは、電線泥棒だけでなく盗電も多い。ファベーラ(低所得層街)などではかなり多くの人々が、外から勝手に線を引いて盗電しているらしいし、カメロー(露天商)なんかも、よくやっている。一軒家に住む僕の知人も、勝手にメーターをいじっているという話を聞いた。そんなことを聞いていると毎月毎月きちんと払うのがばからしくなってくるが、アパートに住んでいるし、メーターをいじる技術もなければ、勇気もない。ちなみに僕のアパートで一ヶ月60(3000円)レアルから100(5000円)レアルである。決して安くない値段である。
|