11・12 呆け (2006/11/13)
日本から帰ってほぼ1ヶ月。日本でのできごとが遠い昔に思える。 いろいろ溜まっていた事が終わったのは先週のことで、先週末あたりから呆けている。そうすると不思議なもので、時の経つことが速い事、速い事。もう少し呆けていたいけど、そうもいってられない。 日本のアパートに置きっぱなしになっていたパール・バックの「大地」(ノーベル賞受賞作家 パールバックの作品で 辛亥革命前後の激動の中国が舞台。その中で、様々な運命に翻弄されながら生き抜く親子3代にわたる話)を読んでいる。10代後半に読んだときには、その壮大なストーリーにただただ圧倒されたが、40を過ぎた今は、次世代に引き継ぐことへの喜び、寂しさなどいろんな部分で共感しながら読んでいる。 こんな僕にも、父から受けついただ事や僕の中の何かを受け継いでくれる息子がいるということはありがたいことかなと少し思えるようになった
 | セントロに遊びに来ていた家族。後姿が妙に寂しげなところが気にかかった。生活が大変なのだろうか? 家族の後ろ姿を見ながら、勝手な想像をする。 |
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