11・19 飲みすぎ (2006/11/20)
夜、気分が悪くなって目が覚めた。胸がむかむかして吐き気に襲われる。最近は酔っ払うまでお酒を飲むこともなく、吐くなんてことは日本で,このサイトの管理人、櫻田さんとビールを飲みまくって以来のことである。 昨日はへんなことを言ったり、しなかっただろうか? 少し心配になる。とにかく僕は酒癖が悪く、飲むと人が変わる。気分はもうスーパーマンになってしまい、モノを壊すは、絡むは、誰にでもつっかかっていく。大学時代のころ、ベロベロに酔っ払って何を思ったのか、若者の集団につっかかっていき、袋叩きにあった。朝起きると体中にあざがあり、財布からなにからすべて抜かれていた。 とにかく大学時代はよく飲んだ。それも、ウオッカやラムのような強い酒ばかり浴びるように飲んだ。あの冬の北海道で、よく凍死しなかったものである。今まで生き延びているのは友達たちのおかげといっても過言ではない。彼らがいなければ、確実に凍死していただろう。今考えると、母が死んだことが何らかの影響をしていたと思う。当時は飲めば泥酔状態で、店のマスターにからみ、追い出されるというのがパターンになっていた。二日酔いもひどく、へたをすると三日酔い、四日酔いということもあった。そのたびにもう酒なんて飲むもんかと心に誓うのだが、気がつくと、また飲んでいるという状態であった。ブラジルにきて少し落ち着いたこともあるのだろう、酒量は激減してめったに泥酔することはなくなった。ひとつには、常にカメラを持っているので、酔っ払うと忘れたり、盗られたりする可能性が高くなるからだ。サンパウロで酔っ払って夜歩いていると、まず間違いなく襲われる。 今日は、3回吐いてやっと楽になった。もともと僕の身体には酒があっていないのだろう。ツくづく飲みすぎはやめようと思う。
 | 夕のセントロ。 飲みすぎた次の日には、誰にも会いたくない。 |
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