11・21 写真の原点 (2006/11/22)
日本での個展用の写真を焼いてもらう交渉に、久しぶりにプロカメラマン専門のジョナスの店にいく。ブラジルでも一流のカメラマンが使う店としても有名で、いろんなカメラマンの写真が貼ってある。その質と技術の高さ、こだわりには舌をまいてしまう。自分の技術の未熟さ、質への追求への甘さを露呈したようで、突然恥ずかしくなってきた。自分で勝手にそこそこはなんでも撮れると思っていたが、とんでもないことに気づく。 もう、僕には質を追求する写真を撮ることは無理なのだ。いかに自分自身の気持ちを映しこむしかないのである。それには撮って撮って撮りまくるしかない。自分の写真の方向性をすっかり忘れていた。もう一度自分の写真の原点に戻らなくては!
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