12・2 アパート修理 (2006/12/03)
物事がうまくいかず、イライラする毎日が続く。本当はこんなとき掃除をすれば良いのだろうが、掃除は大の苦手で、結局余計イラついてしまうので、ここ数日は今までやったこともなかったアパート修理をしている。 まず、ドアに新しく錠前をつけた。ドリルで穴を開けてドアに錠前を埋め込むのであるが、これが以外に難しくドアの表側に穴が開いてしまった。その穴も石膏で塞いなんとか完成。やはりいざやってみるとなかなか難しいものである。 続いて、落ちたタイルの貼りなおし。修理人に貼り方、セメントの練り具合を聞いていたので、見よう見真似でこれもなんとか90%を貼り終えた。しかし、細かいところを見るといかにも素人がやったということがすぐわかる程度のでき。でも、自分では十分満足している。少しずつ自分のアパートが住みやすくなっていくことに喜びを感じている。 ブラジルの貧乏層の人々は、13か月分(日本のボーナスのようなもの。1年働くと、12月に給料とは別に1か月分の給料と同じお金をもらえる)をもらうと、建築資材を買う人が多いとニュースでやっていた。彼らは少しずつ資材を買い自分で家を建てているのである。アパートのわずかな修理でさえもきれいになると、喜びがあるのであるから、家が出来上がったときの喜びはまたひとしおだろう。いつか自分で家を造ってみるのもいいかもしれない。
 | マナウスの浮かぶ家。周囲には1軒の家もない。住みたいところに行ってすめる、こんな家もいいなー。(撮影協力 ATSTUR) |
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