12・16 情けない犬たち (2006/12/18)
土曜日は息子の少林寺拳法の日。せっかくなので、犬たちを一緒に連れていくことにした。練習場のあるリベルダーデまで僕の家からで約1キロほどであるから、往復2キロ。犬の散歩としてはちょうどくらいの距離だと思う。 今日はアズミの本格的な散歩としては初めての日である。ブラジルでは、犬は生まれると3回、狂犬病などの予防接種を受けることになったいる。この予防接種を怠るとかなりの可能性で病気にかかるようで、やっと先日アズミも3回の予防接種を終えたばかりである。 行きの後半あたりからアズミが少し遅くなっていたように感じていた。多分初めての散歩なので、いろんなものに興味を持って遅くなっているのだろうと僕は勝手に解釈していた。ところが息子を練習場においての帰り、青信号で立ち止まるとアズミがべたっと地面に横たわってしまった。ここでやっと、彼女が疲れきっていることが解った。犬でも疲れるのだ! 驚いた。勿論生き物であるから疲れるのは解るが、犬に対する僕のイメージは、とにかくタフであるというイメージが強い。1キロやそこら歩いたくらいでは疲れるわけがないと思っていた。確かに、この日は歩くのも嫌になるくらいのカンカン照りであったが、それにしても情けない! 慌てて、日陰に入って休憩するとニンジャまでも、疲れたと言う感じでごろりと横になってしまった。あ~あ情けなや。それでも犬か! 人間と同様、犬も都会では軟弱になってしまった。 その後、体重3キロのアズミを抱いてさらにニンジャを引いて帰った僕は、午前中に撮影の仕事を終えたばかりということもあり、久しぶりにヘトヘトに疲れてしまった。
 | 今日は犬もヘタるくらいのカンカン照り。犬たちの写真を撮ることにまったく気がつかなかった。僕の頭もヘタっていた? |
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