12・23 人種差別? (2006/12/24)
彼女が待ち合わせのスーパーの入り口でプンプンしていた。 「練習の終わりにフェスタがあったんだけど、誰も誘ってくれなかったわ。日本人はハッシスタ(人種差別主義者)なのよね! 別に参加したいと思わないけど少しくらい誘ってくれてもいいじゃないの!」 息子の少林寺拳法は今日が最終日だった。その打ち上げを、生徒の親と生徒たちがやるようになっていたのだろう。息子を道場に届けたときに僕にも一言も誘いがなかったから、気の知れた同士での集まりだったのだと思う。仕方のないことだとは思うが、確かに一言ぐらい誘いがあってもよかったような気もする。ブラジル人の集まりなり、彼らはきっと誘ったと思う。 ブラジルにいる日本人は僕も含めて、確かにブラジル人に対して偏見を持っていることは確かだ。信用ができないというのが一番の原因だ。勿論、信用ができるブラジル人もたくさんいるだろうが、割合は少ないと思う。僕の場合は、付き合うブラジル人のレベルが低くく、周囲にはいないだけかもしれないが・・・。ただ、ブラジル人同士でも、本当に信用できる友達となるとほんの少しだという話は聞いたことがある。 これだけ様々な人種がいると、同じ人種同士が集まるのは仕方がないし、お互いに助け合っていくのが当然である。また、そうした人種間で閉鎖的な部分が生まれてくるのは当然だろう。できれば、どの人種も解放的に交われば一番良いのだろうが、それは無理な話だと思う。
 | ブラジルを表現するときに、よく「人種の坩堝」と言う言葉を使うが暗い感じがして僕はあまり好きでない。 |
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