12・25 クリスマスの1日 (2006/12/26)
さて今日は何をやったろうか? と思い浮かべてもすぐに頭に浮かばない。それほど、今日は何もない穏やかな1日であった。
町はときおり雨が降るという、散歩には最悪の天候だが、雨がやんだ合間をみつけて、犬の散歩に息子とでかけた。クリスマス休暇で皆旅行にでているせいか、普段は車と人で一杯の道も今日は閑散としていて気持ちがいい。休みというと、ブラジル人は、金持ちも貧乏にもこぞって旅行をする。だから海の行楽地は人で一杯である。物も高い。僕なんかは家で本でも読んでいるのが一番だと思うが、ブラジル人は行楽地へのラッシュもものともせず、出かけるのである。この辺は彼らの気持ちがよくわからない。人通りの少ない道を、そんなことを考えながら歩く。最初は気持ちよいと思っていた散歩も、乞食や路上生活者、そしてストリートチルドレンばかりが目について、少々身の危険を感じる。まあ、襲われることは滅多にないだろうが、じろじろと見られるとあまり気持ちのよいものではない。天気もよくないし散歩もそこそこにして家路につくことにした。 こんな日には、家でのんびりと本を読むのが一番いいのかもしれない。
 | 午前中は浮雲が広がる青空だったが、午後から雨模様に。 閑散とした都市は、気持ちがいい反面不気味さが漂う。 |
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