12・27 増えるカメロー(露店商人、屋台) (2006/12/28)
12月に入って、セントロではカメローの数が随分と増えたような気がする。いろいろ傾向があるようで、一時期、椰子の実ジュースを飲ませるカメローが多かったが最近は果物のカメローが多い。フェイラ(青空市)とほとんど変わらない値段で売っているのでありがたい。安く商品の仕入れが可能で、結構売れるので人気があるのだろう。ただ果物は日持ちしないので、ひどいものを売ってカメローもときどきいるので注意が必要である。 夕方近くになるとメトロの駅付近には、シュラスキーニョ(串刺しの肉や鶏肉)や焼きそば、とうもろこしのカメローが出現するし、早朝だと、カフェやケーキ売りのカメローが出勤前の人々を狙う。 昼間は、靴下などの日用雑貨品から海賊版のCDを売るカメローがいたるところで見られる。あまり、質を要求しないものはカメローで買うのが安くて便利なので、僕は結構利用している。 以前にも書いたが、最近は取り締まりが厳しく、市警とカメローの追いかけあいがしょっちゅうである。捕まった場合はすべて没収だから、カメローも必死の形相で逃げる。市警が立ち去ると、また元の場所に戻って売り始めるということの繰り返しのようである。 僕自身もブラジルでお金を稼ぐことの難しさを痛感しているが、以前のブラジルのおおらかさがなくなりせせこましい社会になりつつあるような気がする。
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