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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
1・5 我が家の動物 [画像を表示]

1・5 我が家の動物 (2007/01/06)  2匹の犬たちのいたずらぶりは、うんざりするほどで、とにかく食えそうなものがあると何でも食ってしまう。夜食ようにおいてあったラーメンがないのでおかしいなと思って探してみると、包装が噛み破られ中は空っぽ状態で見つかった。名前を忍者の名前につけたせいか、特にメスのアズミはどこにでもひょいひょいとあがってしまい、手当たりしだいに食ってしまう。まるで猫である。ダックスフンドなので足も短く、そんなに跳躍力はなさそうに見えるのだが、ところがどっこい、胴の長さと強靭な足腰をいかして、1mぐらいだと平気であがってしまうのだ。さらにこいつは高いところを恐れないし、落ちるということを恐れない。過去に何匹か犬を飼ってきたが、こんな犬は初めてである。
 彼らとの散歩は、それなりに楽しいのだが、アズミは、チビのくせに気が強く、道で他の犬に鉢合わせをすると、吠え掛かっていく、そうなると、オス犬のニンジャも、俺も俺もという感じで一緒にほえ始め、周囲の注目を一身にあびてしまうので恥ずかしくてしょうがない。
 ニンジャは愛想が悪い癖に、寂しがりやの犬で、人がいないとキュンキュンとうるさい。うるさく鳴かないようにと2匹買った部分もあるのだが、この点ははずれてしまった。アズミは、頭の良さと気の強さで、いつもニンジャのお気に入りの牛の皮を取り上げてしまう。最初の頃は喧嘩をしていたのだが、彼は彼女があきるまでじっと待つようになり、彼女があきるとさっと取り返すようになった。こういうところを見ていると、ニンジャは意外に大器晩成なのかもと思えるようになってきた。

 最近、亀が住みかから脱走して、家の中をウロウロと歩き回っている。最初は、こいつらなんだ、という感じでうなっていた犬たちも近頃は、気にもとめなくなっス。気の強いアズミに食い殺されるのではないかと思っていたが、意外に仲良くやっているようである。
 僕も息子も彼らがいると楽しいのだが、毎日2回はするウンコと驚くべき量の小便には頭を悩ませている。ほぼ、決まったところにするのだが、2日に1回ほどは場所以外でやってしまう。いつかはきちんと大小便ができるようになるのだろうか。
 彼らとの生活は、結構大変であるが、確実に僕自身の気持ちを安定させてくれていると思う。早く、彼らの子供達を見たいものである。
 
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ニンジャは息子の犬ということで買ったせいか、彼はニンジャの方をかわいがる。


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