1・11 あれっ メスだった (2007/01/12)
サンパウロの天候もやっとよくなり、ここ2,3日はからっとした晴天が続いている。気温もぐっと上昇し、夏らしくなってきた。 そんな変化のせいか、ハムスターの発情が始まった。 夕方ふと、ケージを見ていると、メスだと思っていたサクラが、サスケの上にのかって腰を振っているではないか。息子にサクラはオスだよと伝えると、息子は無造作にサクラを捕まえて、まじまじと性器を見始めた。 「あれ、本当だ」 ハムスターの交尾は僕も初めてでなかなか興味深い。結構な高速の腰振りのあと、気持ち良かったー、という表情でつながったまま余韻を楽しんでいる。メスはオスが離れた後も、尻尾をピンと上げ、腰を少し持ち上げたままの状態のままで、とろんとした表情で気持ちよさそうである。その後、交尾は10回以上続いた。こんな小さなハムスターにとってもセックスは快感なのだ。最近、遺伝学の発展でクーロンが作られるようになってきたが、サクラの気持ちよさそうな顔をみていると、生物の摂理はきちんと守られるべきなのだ、と思う。今にセックスという行動が消えてしまうしまうかもしれない。そうなると随分とつまらない人生になると思う。人間の身勝手で動物たちからセックスの快感を奪ってはならない。
|