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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/07/02)
1・12 男の料理 [画像を表示]

1・12 男の料理 (2007/01/13)  今日は午前中からお酒を飲んだ。何年ぶりのことか。大学時代には浴びるほど日本酒を飲んだが、最近はからっきしで、もし人に会わなければまったく酒を飲まないと思う。もうアルコールが身体に合わないのだ。
 友人の、映像記録作家、岡村さんの息子さんも、うちの息子と同じ年くらいで、息子をご自宅によんでくれた。今日は僕もその付き添いでお邪魔させてもらった。
 僕が小さい頃、夏休みといえば、毎日山に出かけては、セミやバッタを捕まえたり、公園で朝から晩まで友達と遊んだものだが、ここサンパウロは、誘拐、交通事故などなど子供同士が外で遊べる環境ではない。子供を育てる環境としては劣悪で最悪の土地だと言っても過言ではない。そんなわけで夏休みといえども、息子は家でほぼ一日中閉じこもって、ゲームするかテレビを見るしかなく、岡村さんの誘いを伝えると大喜びで、「いつ連れていってくれるのか」と毎日うるさいほど聞いてきた。
 うちの息子は「こんにちわ」「ありがとう」「さよなら」くらいしかいえないのに、着くと挨拶だけは日本語を使ったので、僕自身そんな息子をうれしい反面、精一杯日本人になろうとしているところが妙におかしかった。日本に興味を覚えている間に日本語を教えなくてはと思う。

 子供達が遊んでいる間に、まずカイピリーニャ、そしてブラッドマリー、トニカ割など、岡村さんが次々とカクテルを作ってくれる。多分、僕のためにアルコール度を落として作ってくれたのだと思うが、どれも僕にぴったりのアルコール度で、出されるとついつい飲んでしまう。つまみに出された料理がまた絶妙の味付けでこなれている。女性の料理とはまた一味違い、なんというか鋭さがある男の料理なのである。リベルダーデあたりのヘタな日本食レストランよりずっとイケル。岡村さんの新たな一面を垣間見た感じがした。
 今度、お伺いするときは、僕の手打ちウドンを是非試食してもらいたいと思っている。
  
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 せっかくの夏休みも、毎日家の中ではうんざりするのだろう。退屈そうな顔でテレビを見る息子。


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