1・17 息子と一緒に (2007/01/18)
そろそろ日本行きが秒読み態勢に入ってきた。日本にいくまでの数日間はできるだけ子供孝行をしようと思っている。明日から学校が始まるということもあり、今日は外で、友人の奥さんから頂いた、食事券で昼飯を食べることにしていた。この食事券というのは、会社で社員向けに配給しているもので、契約に加入している中級以下のレストランやパダリア(パン屋? ちょっと語弊があるが・・・)で、お金同様に通用するチケットである。 行った先はリベルダーデの老舗のS食堂。彼は焼きそばを頼み僕はフェジョアーダを頼んだ。以前に彼はフェジョアーダを食べてアレルギーを起こして以来あまり好きでない。できるだけ好き嫌いなしに食べさせようと思うのだが、アレルギーをおこすと面倒なのでさすがに強要はできない。魚介類も古いものだとテキメンでのようで、本人もあまり食べたがらなくなった。魚介類を食べれないなんて人生の楽しみの数分の1を損しているようなものである。かわいそうだが仕方がない。体質が変わるのを待つしかないのだろう。 ここのフェジョアーダはブラジルに来てから、手軽で味もまあまあなので食べ続けているが、当たり外れがあるのがタマニキズである。前にソーセージだけしか入ってないモノに当たり、取替えってもらったこともある。今日のもハズレでフェジョンがほとんど入っていなかった。店の経営が思わしくないのか、ご飯の量も随分と減っていた。以前はお皿に小山盛りだったものが、うっすらと盛られている程度である。全部はなかなか食べられなかったものが、今日は軽く平らげ、息子の焼きそばまで食べることができた。この辺のセコさがこの店の嫌いな点である。安い日本食食堂や、中華食堂がどんどんできている今となっては、決して安いといえないこの店で食べるよりは、安い日本食ということになってしまう。 レジのおじさんに食事券を渡すと、しげしげと見ている。言い方もぶっきらぼうで愛想が悪い。あまりにしげしげ見ているので、「偽モノだと思っているのか」と文句をつけたくなった。ぐっとがまんしたが、失礼である。僕がだますように見えたのだろうか? 見えたのだろうが・・・・。会計も以前は愛想のよいおばさんだったが、愛想の悪いおじさんとなるとますます足は遠のいてしまう。 ペットショップでハムスターの餌と犬のお菓子を買い、さらにウルトラマンの人形やドラゴンボールの人形が置いてある店を見て回り、最後にマクドナルドのソフトクリームを広場で一緒に食べて終了。 彼が思った以上に楽しんでいたので僕の方が驚いてしまった。また、日本から帰ってきたらリベルダーデの散策を彼としようと思っている。
 | 食事が終わると、爪楊枝を1本僕に渡し、自分でも使い始めた。初めて見る彼の行動に驚いた。いったい誰に教わったのだろう。 |
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