1・21 旅行前 (2007/01/22)
日本行きが近づき、そわそわした落ち着かない日々が続く。僕は、旅行前の時間が大嫌いなのである。
今までブラジルを中心に南米中を旅行した。しかし、考えてみると遊びで旅に行くことは今まで90％なく、仕事の旅であった。そんなわけで、仕事がきちんとできるのか、天気は晴れてくれるのかなどなどの旅の不安と、さまざまな出会いや、旅の楽しみへの期待が入り混じり、逆にいらいらしてしまうのである。そして僕を憂鬱にさせるのは、その準備である。整理整頓が苦手な僕には、この作業が億劫なのである。1週間ぐらいの短期の旅には、その日数分のパンツと靴下とシャツを洗濯されたままの状態できちんと畳むこともなく、出発の日にかばんに放り込んでしまう。だから僕の服はいつもくちゃくちゃであるが、着ている間にその皺も次第にとれて綺麗になるので別に恥ずかしく思うこともない。ただ、同行人が、奥さんに準備してもらったきちんと折りたたんだシャツをかばんから取り出してきているのを見ると、やはりうらやましい。
さすがに日本の旅になると、1ヶ月以上になってしまうので、なかなかそうもいかない。今までは2枚のパンツと2つの靴下、そしてお土産だけ持って帰って、必要なモノはすべて現地で調達していたが、今回は去年の９月に帰ったばかりなので、しっかり服や下着はもって行こうと思っている。いろんな人に会ったり、出版社周りをしたいと考えているので少しきれいな服も必要なのかな、とおもったりしている。そんなことを考えているとまた、準備が億劫になってきた。
あと、日本行きまで10日、憂鬱な日々である。
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