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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/08/06)
3・22 強いレアル [画像を表示]

3・22 強いレアル (2007/03/23)  僕の場合、日本からの雑誌の仕事とこちらでの写真の仕事でなんとかやっと生計を立てている。そんな僕の生活ぶりをみて、ある友人に「それはニートですね」といわれ軽いショックを覚えたことがある。あとで考えると、仕事らしい仕事が毎日あるわけでもなく、ぶらぶらした日が多いことを考えるとそういわれても仕方がないな、と自分でも思ってしまった。そう考えると、よく今まで生きてこられたな、と自分自身に関心してしまう。常々、僕は運がいいと人に言っているし、自分でも本当にそう思っている。でも本当に運がよければ、今頃もっと金持ちになっているだろうという気もしないでもないが、自分で生きたいように生きられることは、それだけでも運がいいのだろう、と勝手に解釈をしている。結局のところ僕は単なるバカブンド(怠け者)なのだ。このサイトの管理人の櫻田氏には「楮佐古さんの何もしないで気ままに生活するところがいいんですよ。あなたは頑張ちゃいけないんですよ」と、変な励ましを受けると、納得できるようなできないような複雑な気分になってしまう。櫻田氏自身、仙人のような人で、人とぜんぜん違う発想と考え方をされる人なので、僕はいつもその発想に関心するとともにその独創的な考え方に深く納得してしまう。
 日本からのお金が重要な財源の僕には、今のレアル高が本当に痛い。東京から来た人が、物価が東京より高いと言っていたほどだから、相当なものである。表面的にはブラジルの経済は農産物や鉱物資源の輸出が順調でよさそうに見えるが実際は、汚職のはびこる政治、治安、前世紀の法といわれるほど労働者側に偏った労働法など、問題は山積みで、中流以下の国民はどんどん貧乏においやられている。表面的に順調に見えるから、世界の投資家はどんどん投資し、国の潟Xク率は下がり、レアルはどんどん高騰していく。僕にとっては非常に生活しづらい国となってきた。
 今日は、午後からセントロを歩いたが、約2ヶ月前にあった店がつぶれ、他の店に変わったところがなんと多いことか。さらに路上販売する人の数が増えていた。順調に伸びていた、中国や、インドでさえ株の暴落があったのだから、ブラジルがこのままいくとはとうてい思えない。

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昔は賑やかだったセントロのサンジョアン大通り。


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