3・25 恐るべしジジババパワー (2007/03/26)
約2ヶ月ぶりにカラオケダンスの会場に訪れると、入場者の多さに驚いてしまた。僕についで入ったきたばかりのおじいさんも、「今日は多いね~」といって思わずニンマリ。今日はサンパウロ州の東に位置するアラサツーバという町からバスをしたてて45人の老人達が来ているとのことであった。さらにサンパウロ市の老人達も加わり、なんと250人のジジババが踊って歌って楽しんでいるのである。ひたっと身体を寄せ合って、静かに踊るカップル、くるくるとこまねずみのように、スカートを翻しながら、見事なステップを踏んで踊るカップル、そして、「ヘイ!、ヘイ!」と大声を上げ、手を振り上げ、巧みにおそろいのステップで溌剌と踊るグループなどなど、その足元をだけを見ていると、年齢は到底わからない。すごいパワーである。そのパワーにただただ圧倒されてしまい、暑さも手伝い僕はぐったりと疲れてしまった。 ここにあつまる老人達の年齢は70を越えているそうであるが、踊りも歌も歌えない僕が70になって、これほど楽しむことができるだろうか。ここに来ている人々を見ていると、人生を謳歌するパワーを実感する。
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