4・16 健康 (2007/04/17)
30代に身体をいたわるどころか、好き放題の生活をしてきたせいか、40代になって身体のいろんなところにガタがきているように感じていた。それを感じたのが一昨年にアマゾンにいったときのことだ。寝る間も惜しんでの撮影による疲れと、アマゾンの暑さを甘く見ていたことが原因だと思う。アマゾンから到着したサンパウロの空港で真っ赤なションベンが出た。真っ白な便器に鮮血が、ほとばしったので一瞬驚くとともに、その赤さに圧倒された。そのときの撮影は楽しくてついつい力が入りすぎて、自分の身体の状態に気がつかなかったのだ。病院にいくのが嫌いな僕は、まずインターネットで調べた。どのサイトにも、鮮血が出た場合にはガンの可能性アリ、すぐ病院にいくベシ、とのコメントが載っていた。それでもぐずぐずしていたのだが、色が薄くなったもののなかなか止まらない血尿に恐れをなし、病院に行った。母も父もガンだったので病院に行く前はガンではないかとびびっていた。 前立腺から腎臓を調べてもらうと、ガンの兆候はないという。ただ、前立腺の少々の腫れと、腎臓に石らしきものができていたような影があるとのことだった。結局、様子をみるしかないということで、そのままにしているうちに血尿もとまり、病院にもそれから行ってない。 それから、なんとなく腎臓がおかしいような感じである。血圧が高いのもそのせいではないかと勝手に思っている。日本から帰って、食に気をつけ、本を見て自分ではじめた、毎日のヨガもどきの体操で、最近は血圧も少しずつ下がってきている。 最近、怠惰な生活を送っているが、健康を立て直すのにちょうど良い機会なような気がする。
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