7・1 帰国 (2007/06/30)
やっと日本を発つ日がきた。 今回はブラジルに帰る喜びもあまりない。むしろ少々憂鬱である。ひとつには滞在期間が20日間という短期間だったこと、そして、もうひとつは帰ってやらなければならならないことがすでに決まっているからだろう。とはいっても日本にいたいわけでもない。今は飛行機の中で、すべてのことを忘れて映画三昧の時間を過ごすことが最大の楽しみである。 今回の旅で、アフリカ人に接することによって自分自身の根底の何かが変わった ような気がする。金、幸せ・・・、何が何やら分からなくなってしまった。日本の裕福な生活が幸せなのか? アフリカの貧乏な生活が不幸なのか? 仕事がなくて食えない生活が不幸なのか? 膨大な仕事に耐えながらもおいしいものを食え満ち足りた生活が幸せなのか? 「アリとキリギリス」に出てくるキリギリスのような自分、・・・・・ ゆっくり考えていきていきたい。
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