7・8 動物園 (2007/07/09)
仕事の都合で動物園にいかなければならなかった。「動物園に行こう」と息子に言うと、すでに見透かされており、「写真撮るんでしょ」といわれてしまった。僕が休みの日に観光スポットに行くときは、仕事以外にないということを彼はすでに学習してしまっていた。僕からすれば、人多いときに観光スポットに行くなんて、疲れに行くようなものだと思っているから、自分から進んで行くようなことはめったにない。 メトロとバスを乗り継いで動物園に着くと、たくさんの人であふれていた。ほとんどの動物は夜行性ということもあり、さらに今日は暑く、うんざりするほど人が多い。そんな最悪の状態だから、動物たちも人前に姿を現さない。動物が隠れてしまって何も見えない柵の中を見ながら、おばさんが「何も見えないし、何しにきたのかわからないわ」とぶつぶつ文句を言っていた。 柵の前は段状になっており見下ろせるようになっている。その入り口は狭くなっており、えらい混雑で、もう入る気にもならない。さらに、乳母車を押して入る人がいるものだから、身動きがとれない。動物園では一切客の誘導をしていないから、混雑する一方である。せっかく入っても動物が見れないのだから、いっそう疲れてしまう。それでも息子はオットセイやトラを間近に見て喜んでいたが、僕の写真の方は最低となってしまった。 休みの日は家でゆっくりするのが一番!
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