7・27 電気料 (2007/07/28)
今月の電気料を見てびっくり、13Tレアル、約9000円である。普通の家庭の倍以上である。一番電気を食っているのは5本ある水槽であろう。それも3本は幅1m以上の大きなものである。ここ数ヶ月寒い日が続き、日本に帰ったおりに買った大容量のヒーターがつきっぱなしで暖めている。さらに日本で使わなくなった、電子ジャーやら、電気カーペットなどをブラジルに送って、使っているものだから、メーターはブンブン回り、今回の料金になったのだろう。 さらに、僕は目が覚めたときにいつでもすぐ本を読みたいと思っているから、ブラジルではたいていは電気はつけっぱなしで寝ている。これは僕の唯一の贅沢だと思っている。電気をつけたまま寝るとと体によくないという話を聞いたが、まっいいかなと思っている。また高血圧のためできるだけ血行をよくしようと思い、電気でわかすシャワー(ブラジルでは一般的)をほぼ毎日朝夕浴びている。そろそろちょっと考えなければいけないようである。 ファベーラに住む人間はたいてい盗電をしているそうである。そうした人だけでなく、ちょっとサンパウロに郊外にいくと盗電は結構普通に行われているようである。つい最近も友人から、隣の家の住人が盗電していて、電圧が急に上がり、家電がショートしてしまった、という話を聞いたばかりである。盗電やメーターを改造したことがばれると、罰金が科せられるそうであるが、ブラジルでは、いくら罰金を科したところで、払わないだろうし、切られてもまた盗電するだけであろう。 さすがに僕は、盗電するようなずうずうしさは持ち合わせていないので、節電に励むしかなさそうである。
 | 盗電のことをガット(猫)というらしい。夜の露天販売では煌々と電気がついているので、この電気はどこから来ているのか不思議だったが、皆ガットだった。 写真は文章とは関係ありません。 |
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