8・18 息子の成長 (2007/08/19)
息子の日本語の授業の帰りに 「15歳になると、働かなけりゃならないんだよ」と何気なしに息子に言った。 「そうだね。あと5年したら自分で働いて、授業代をたすけなきゃね」としっかり、その気になった答えが返ってきたので驚いた。 ブラジルでは、15歳くらいになると、学校に通いながら、家計を助けるためにオフィースボーイ(事務所などの雑務)の仕事や、簡単な仕事をしている子供たちが多い。僕としては別段本気で言ったわけではなかったので、思わず息子の顔をまじまじと見た。息子の真剣な顔を見て、親に似ずよくできた子供だと、つくづく思った。親のふがいなさを良く知っているのだろう。僕が15歳の頃は、あれが欲しい、これは嫌だ、と結構気難しいことを言って親を困らせていたような気がする。最近は仕事が忙しく、あまりかまっていなかったのだが、息子は着々と成長していたのだ。 「うーん、えらい!」心の中で褒めてやった。
 | 以前は息子のことをバカにしていたような犬のニンジャも気がつかないうちに、息子のいうことをよく聞くようになった。 |
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