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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/03/29)
11・5 友達帰る [画像を表示]

11・5 友達帰る (2007/11/06)  日本から、仕事できていた友人、紺ちゃんこと、紺谷さんが今日、日本に帰国した。彼の休養日には、数時間をかけて一緒に昼飯を食べるなど、暇な僕にはこの上ない話し相手であった。数年日本に暮らしている間に、彼は以前以上にお酒も飲めるようになり、角が取れブラジルにいた頃以上にひょうひょうと人生を楽しんでいるように見えた。
「写真展を日本にやりにくるんでしょ。またそのときにね」
「えっ、あ、うん・・・」
 そう言って電話で最後の別れを交わした。そういえば、最近写真が撮れていない。今年の頭にかかげた目標、「毎年日本での写真展」のことを思い出した。これではダメだ、と妙なあせりを感じ、その足で写真を撮りに行く。 夕暮れ時のセントロは帰宅する人で一杯で、そうした脇で路上生活者が寝ている。こうした風景が気にかかるが、警官がいたるところにいてなかなか撮るのが難しいし(サンパウロでは、路上生活者や、ストリートチルドレンの写真を撮っているところを見られれば、尋問され、連行される可能性が高い)、あまり人の惨めなところを撮りたくないという気持ちもある。この辺の葛藤が写真を撮ることを難しくさせる。で結局大した写真は1枚もとれなかった。いろんな理由から撮れないものの、印象に残ったシーンは自分の頭の中フイルムに写しこんだ。いつか、このフィルムが役に立つとではないかと自分では思っている。いや、そう思いたい。

DSC_0011.jpg
帽子をかぶった青年の表情がよかっただけにおしい写真。女性が入らなければな~、もう一枚粘ればよかった、とクドクド思うが後の祭り。でもこうしたことの訓練でいつかは良い写真が撮れるだろうと思う。


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