12・21 もう年末 (2007/12/22)
サンパウロ州の刑務所が年末特赦で1.5万人の囚人たちを一時釈放するという。ちょうど今日から始まるとのことなので、町の中はどうなのかと思いつつ散策した。 年末ということもあり警察が多く見受けられたが、そんなに凶悪人面した人間も見受けられない。もっとも、皆が皆凶悪人面しているわけはないのだから、いたとしても解るはずがない。しかし、仮釈されたそういう人たちは、どこに行くのだろう。日本人的な感覚からすれば、家族たちが暖かく迎えてくれるとは思えない。となると繁華街などに出て、いっときの自由の身を謳歌すると思うのだが。 ただでさえ年末は物騒だというのに、囚人たちが出ていると思うと、よりいっそう危ない感じがする。こんな偏見はもってはダメだとは思うのだが、やっぱり気をつけるにこしたことはない。夜独りでふらふら徘徊するのはできるだけ避けた方がよさそうである。
 | 夜のサンジョン大通り。以前は危険なことで有名だったこの通りは、夜になるとさすがに殺伐としている。サンタンデルヴァネスパの建物(後ろに見える)がイルミネーションできれいに飾られていると聞いていたので期待したのだがいまいち期待はずれ。 |
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