1・15 映画 (2008/01/16)
久しぶりに映画にいく。それにしてもアベックが多い。みんな手をつないだり、肩を組んだり、果てはキスをしているカップルまでいる。やはり、映画は、世界中どこでもデートの場所として定石なのだ。ブラジル人はどこでもいちゃいちゃするのは普通であるが、皆が皆、こういちゃいちゃしているのを見ると妙に腹立たしい。 僕も何度か、女性と映画にきたが、彼女のことが妙に気にかかって、映画に集中できない。ただでさえ、ほとんど理解できないポルトガル語の字幕だし、ストーリーがほとんど解らなくなってしまう。後で彼女に聞かれて、うやむやな返事をしていると、「ちゃんと見てたの」とあきれられてしまうことがしばしばあった。 今日みたのは「僕の名前はジョニーじゃない」というブラジル映画。リオの中流家庭の子供が麻薬の売人になり、大もうけをするが、結局刑務所にいれられてしまい、その後更生せいするというお話。実在の話らしく、面白いには面白いが、いまいちインパクトに欠けた。それでも今注目の映画らしく多くの客が入っていた。 映画が終わり帰ろうと立ち上がり、ふと、後ろを見ると、カップルがひっしっと抱き合っている。 思わず「そんなに余韻を楽しむような映画じゃないだろ、早く帰れ!」と言いたくなった。
 | 道の真ん中でキスなんかするな! と思うのは僕だけか? |
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