1・16 作品撮影 (2008/01/17)
やっとMINHA VIDAを1年半ぶりに更新した。どうしても死んだ父のことを書きたかったからだ。ただ、いざ書くとなると、いろんな思いが錯綜して、書けずにいた。それが、「もう、そんなに時間がないのだから、お前のやらなければならないことを早くやれ」というような白日夢のようなものを見た。それで、これではダメだと思い立ち、更新した次第である。単に、ご飯を食べたあとのウタタ寝だったのかもしれない。あるいは、頭がぼーっとしていただけかもしれない。どちらにしろ、1歩が踏み出せたのはうれしい。 そんなことが、あってから急に写真を撮る気合も入ってきた。随分前に見た映画で、睫の長い女性がシャワーを浴びるシーンがあった。その長い睫を伝って水が、まるで涙のように落ちていた。そのとき、これは使えると思い、ずっと睫の長い女性を探していた。簡単にいるかと思っていたが、なかなか難しく、いても皆断られた。それが、あっさりと引き受けてくれた女性が現れたのだ。普通の女性だから、あまり、ああだこうだと言えないので、自分の撮りたかった写真とは全然違ってしまったが、それなりに満足する写真が撮れた。 睫を水が涙のように伝うというのは、水をかなり調節しないとできない。水の出を遅くすると、それこそ熱湯になってしまうし、さすがに冷たい水の下でとって風邪をひかれても困る。好意でモデルになってもらっているのであまり強いことを言えない。この辺の押しの弱いところが、僕の悪いところかな、といつも思っている。でも、お互いに気持ちよく撮れたので、それはそれでいいか、と思う。 いつか、この写真はMINHA VIDAでアップしようと思っている。
 | やっと、長いトンネルを通り抜けたかな、そんな感じがする |
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