1・23 展示会 (2008/01/24)
セントロを徘徊していると急に雨が降り始めた。ふと見ると、ブラジル銀行が運営するギャラリーがあった。雨宿りに入って見ると、オノヨウコの展示会が行われていた。世界の芸術関係をほとんど知らない僕などは、オノヨウコといえば、ジョンレノンの奥さん、そして何か芸術関係の仕事をしているということぐらいしかしらなかった。 思わずホーと関心するようなものは無かったが、何か引っかかるような魅力はあった。ただワンパターンの作品が多く少々退屈ではあったが。 中に彼女の直筆の詩のようなものがあり、文字を見て勝手に想像を働かした。・冷たい人・どこか日本の奥ゆかしさのある人・神経質な人、そんなことを感じさせる文字であった。 壁に2mx2mほどの紙が貼ってあって鉛筆で入場者が自由に書き込むようになっていた。遠くから見ると僕には何故かサンパウロの町のように見え不思議であった。 心の片隅にかすかに残存し続けるような展示会であった。
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