2・9 ダックスその後 (2008/02/10)
年末に生まれた小犬たちも、その後すくすくと大きくなり、今や第一子のサクラと顔の大きさなどは変わらなくなってきた。最初は3匹とも家で飼おうと思っていたのだが、問題がおきた。 当初、生活しているアパートに父犬と2匹の仔犬、事務所に母犬と第一子と1匹の仔犬を飼うつもりだった。が、家族が皆、出払っている時に、父犬が1匹の仔犬をいじめたようで、仔犬は大いに鳴き、苦情が殺到した。彼女はすっかり飼う気が失せてしまい、「アパートに犬を3匹も飼えないわ。早く人にやるか、売るかして!」とヒステリーを起こしてしまった。仕方なく事務所の方に、問題になった仔犬を連れてきたのだが、どうやらこの仔犬は嫌われやすいタイプらしく今度は姉犬にしょっちゅういじめられ、おお鳴きをする。 それ以来僕もこの仔犬を手放す決心をして、ペットショップで売ってもらう話をつけていた。一晩考えているうちに、責任感のないブラジル人に飼われるのは、あまりにもかわいそうという気になってきた。犬好きと思われる友人たちに電話をかけて、いらないか、と聞いてみたが、皆答えは「残念だけど、飼えないわ」というものだった。やっと知り合いのブラジル人が欲しい、ということになり、持っていく約束まで取り付けたのに、前日に何回も電話をしても出ない。もう、ブラジル人は信用しない。すでにペットショップにはキャンセルをしていたので、もう一軒のペットショップに売ってもらう約束を取り付けた。 今は、1週間おいてもらって売れなかったら、もう家でひきとろうという考え方に変わってきた。姉犬もそれほどいじめなくなったし、去勢をすれば大人しくなるだろう。でも、小さなアパートで4匹のダックスフンドというのは少々きつい。
 | なぜか他の犬に疎まれるカンクロ。彼の気の強さが災いしているように思える。3匹の仔犬の中では一番大きく、ふけ顔になった。成長すれば、一番かっこよくなるのではと思っている |
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