2・16 白い髭 (2008/02/17)
ふと自分の顔を鏡でみると、顎で何かがきらっと光った。 なんだろうと思ってよくよく見ると、無精ひげが白くなっていた。見ると1本だけでなく2,3本ある。ついに毛が白くなる年齢になったのだ。 髪はどんどん少なくなっているし、さらにこの上白髪となると、若いつもりだった気持ちもすっかり萎え、中年を実感してしまった。僕の知人には年をとるのが楽しいと言う人がいるが、人間のできていない僕はまだまだその域にまで達していない。年をとるのは、悲しいし、寂しい。でも、あと4,5年するとそんな気持ちも失せてしまうのだろうな。しかし、事故で死ぬこともなく、病気で死ぬこともなく、自殺することもなく、よくここまで生きてこれたと思う。 あと10年、若々しい考え方と身体を持ち続けるために、気をつけようと思う。それを越えれば、後は野となれ山となれ、と今は思っている。
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