3・13 住み辛い町 (2008/03/14)
昨日まで真夏のような暑い天気だったのが、今日は一転し肌寒い。その上雨までしとしとと、時にざーざーと降る。標高約800mもあるサンパウロでは、1年中こういった天気が繰り返される。 さすがにパウリスタ(サンパウロっ子)は、こうした天候に慣れており対応が素早い。寒い日には、皆あっという間にセーターや上着を着て冬の装になる。日本だとさすがにこうはいかないと思う。押入れから冬物を出してきて、アイロンをかけ・・、という具合だろうから、僕だったら結局面倒くさくなって、外に出ないか、夏服のままで我慢すると思う。さすがに、10年以上もサンパウロにいるとこの辺は慣れてきて、ジャケットや上着は常に出しっぱなしであるから(というか放りっぱなし)、寒ければ、そのまま着ていくだけである。 寒さはなんとか凌げるが雨は大変である。局地的に大雨が降るので、あっという間に道は水浸しになり川のようになる。郊外では大雨で屋根まで浸かってしまったとか、川沿いや崖沿いに不法に立てた掘っ立て小屋が流されたり、崩壊したというニュースをしばしば見かけるようになった。 幸い、僕の住むセントロは高い地区にあり、アパートも22階であるから水に悩まされることはない。 考えると、サンパウロは天候的にも治安的にも世界で有数のすみづらい都市かもしれない。
 | 今日のサンパウロは肌寒い、そのうえ雨が降る。こんな天気だと気持ちも沈んでしまう。天気が良過ぎると逆にうろたえてしまうが・・・ |
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