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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/09/20)
3・18 熟睡

3・18 熟睡 (2008/03/19) 「だから気をつけてっていったでしょう」
 友達の占い師が、僕の顔を覗き込んだ。
 不思議に彼女と会うと妙に落ち着く。こういうのを相性がいいというのだろうか。最近どうも精神的に落ち込んでいるので彼女を訪ねた。本当をいうと占いをしてもらう、というよりは彼女に会いたかったのだ。 
「大きなお金が入るけど、すぐ無くなってしまうわね。・・・・・・」
 誰にも習わずに、やるようになったというカードうらないを彼女はもう15,6年やっている。ちかじか、ブージョス(貝占い、アフリカ系の貝を使った占い)をするというお兄さんと家を借りて占いをするという。
「自分の家でやるのはあまりよくないの。家族が悪いエネルギーも入ってきたりするから」
「僕のエネルギーはいい?」と聞くと「悪くはないはね」と言う答えが返ってきた。あまり人に憎まれることはやっていないから、そんなに悪いエネルギーは持っていないはずである。
 昨日の晩イライラしほとんど寝てなかったせいか急に疲れがでてきた。
「だから言ったでしょう! 腹がたつことがあるって。もう少し私のいうことに注意してよね」そういえばそいうことを言われたような気もする。まあ、たまたま、ということもあるし・・・・
そんな僕の気持ちを見透かしたように
「昨日占いをしたのだけど、その人から電話があって全部あたったってびっくりしてたわ」
「ふ~ん」
 占いをするときの彼女の言葉はあくまで抽象的で、僕のポルトガルの能力では非常に理解しずらい。他の占い師もそんな言い方をするのかもしれないが、抽象すぎて、どうとでも話は作れそうである。そんなことを考えながら彼女の話を聞いていた。でも、多分僕は心のどこかで、彼女の占いを信じているのだろうな、いや信じたいと思っているのだと思う。だから何つらいことがあって、落ち込むと彼女に会いたくなるし、占ってもらいたくなる。
 しかし、当たるも八卦、当たらぬも八卦、というし、耳を貸す程度にしか聞くつもりははい。例え、こういうことが起こると言われても気持ちの準備はできるかもしれないが、運命を変えられないのなら仕方が無い。その真偽はぼくにとってどうでも良いことである。でも彼女に会って話をしたおかげで、今日は熟睡できそうである。


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