3・20 自殺願望 (2008/03/21)
突然、10年近く音沙汰のなかった人からメールが舞い込んできた。僕の「MINHA VIDA」のサイトを辿ってきたらしい。是非連絡して欲しいとの内容で電話番号が書かれていたので、早速すると「いや~、元気!」という懐かしい声が返ってきた。 「あのサイトみたよ。暗いね~、自殺願望のサイトかと思ったよ」 まあ、確かに暗い。あのサイトは人によっては非常に気に入ってくれる人もいるが、全く受け付けない人もいる、好き嫌いがはっきりしたサイトである。 「別に自殺願望があるわけではないんですが・・・・」 どちらかというといつも辛いときに書いたモノが多いので、人は暗く感じるのかもしれない。 不思議なもので僕の場合は、気持ちが沈んでいるときには写真がうまく撮れない。最近、日記に写真がないのはひとつにはそんな理由がある。逆に文章は書けるという妙な相関関係がある。 僕自身には別に自殺願望はないが、一度馬に蹴られて臨死体験をしてから「死」というもの対して恐怖心は少なくなってきた。交通事故や銃器や刃物で殺されても、死ぬ瞬間は、多分ほとんど痛さは感じていないと思う。むしろ生き延びると痛いし、怖い。ただ、長い間苦しみながら死を待つというのはやっぱり怖いし、嫌だ。 最近思うのだが、死ぬことよりも何よりも現世で生きることが一番辛いような気がする。もちろん生きることによって大きな喜びもあるのではあるが・・・。
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