3・26 テレビ (2008/03/27)
テレビで毎日見る番組はニュースくらいで、あとは面白そうな映画があれば見るくらいである。 毎日ある連続ドラマ、ノベーラをブラジル人たちは楽しみにしてみているようだが、どうも好きになれない。もう、ブラジルに長い友人に言わせるとノベーラはブラジル人の考え方や生活がわかって非常に面白いというのだが、僕はまだその域に達していないようだ。未だにその面白さが解らない。 このノベーラは絶大な影響力があって、カメラマンが主人公のときは、カメラマン志望が増え、どこでもかんでもシャッターを切っている姿を多くみかけたし、アメリカへの密入国のノベーラがかかっているときには、密入国を試みる人が増えて社会問題にさえなった。ブラジルも日本もテレビの影響力には驚く。 ここ数年、ブラジルのテレビ業界も発展し、自社番組を作るようになり、映画がすっかり少なくなってきた。それにつれ僕のテレビを見る率もどんどん減っていたのだが、DVDプレイヤーを購入してからは、毎日映画を見ている。 最近見ているのは「千と千尋」でもう何回みたかわからない。ポ語、日本語、さらにはポ語の字幕なんていうのも選べるから、ポ語の勉強にもちょうど良い。毎日、テレビ代わりに流しっぱなしで、気が向いたら注意して見るくらいであるが、こんないいまわしをするんだ、と気付くことも多く、結構気に入っている。海賊盤で10レアルで買ったのだが、これは買って正解であった。
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