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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/03/28)
4・10 去勢 [全画像を表示]

4・10 去勢 (2008/04/11)  どうもアズミが発情期を迎えているような感じなので、2匹の彼女の息子たちを去勢しなければと考えていた。昨日、獣医に電話すると、町に犬猫があまりに増えすぎていることから、市の条例で去勢を奨励してるらしい。そのおかげで150レアルだった去精料が105レアルになるという。それを聞いて今日去勢することに即決した。
 今日は2匹にとって初めての自分たちの足であるく外出である。問題は家に残していく2匹のメス犬が寂しがって鳴かないか、ということであったが、それほど騒ぐことなく2匹を連れ出すことができた。あまりにあっさりしていたのでこちらが拍子抜けしたほどである。
 2匹の息子犬は、外の雰囲気にドギマギしているようでいまいち闊達に歩いてくれない。信号待ちではサスケはクウクウと鳴いている。3匹生まれた中で一番大きくなったが、一番の小心ものなのである。外に連れ出すのは予防注射のために3回連れ出しているから、これで4回目なのだが、やはり自分の足で歩く、地面から20センチほどの世界はまるっきり違うようで、怖いのだろう。今までは病気にかからないようにするために、散歩はしなかったが3回目の注射から15日後なので散歩も解禁である。4匹を散歩に連れていくとなると、2回に分けないと無理だろう。それを考えると少々うんざりするが・・・。
 やっとリベルダーデのはずれにあるペットショップにつく。意外にも2匹はへこたれることもなく自分の足で歩き切った。サクラのときは歩ききれずに最後は抱いて連れてきた覚えがある。さすがオス犬である。もっとも、2匹は大きさではもうサクラを追い抜いて、母犬アズミとほとんど変わらないから体力がある。獣医に引き渡すが思ったほど、鳴かない。これがアズミやサクラだったら、鳴いて仕方がなかったろう。なんとなく物足りなさを感じながらペットショップを後にした。
 それから6時間後連れに行くと、なんとなく情けなさそうな顔をしている。まあ、玉を抜かれたのだから当然である。以前パンタナールで放牧している牛の去勢を見たことがあるが、麻酔もかけないで、玉を取り出し後は引きちぎるような荒っぽいものであった。見ているだけで、こちらの玉が痛くなった。玉を取られた牛は怒って向ってくるところがなんともモノ哀しかった。ションボリして群れに帰っていくよりはなんかスッキリして良いかもしれないが・・・。取った玉は持ち帰り、茹でたり炒めたりしてカウボーイたちは食べる。僕も何切れかご馳走になったが、新鮮なせいか軽い歯ごたえがありさっぱりした感じであった。ただ去勢を見た直後だったのでさすがにバクバクと食べる気にはならなかった。
 外は雨がザーザー降ってる。何も用意していないのでタクシーにも乗れない。雨が降っているところを歩かせても大丈夫かと聞くと、傷は小さいものだから大丈夫だという。ちょっと心配になったが、この言葉を信頼して雨の中を歩いて帰る。サスケはクウクウと鳴きながら歩いている。タクシーに無理に乗せてもらえば良かったかな、と思ったが、こんなに濡れてしまっては後の祭りである。やっと家に帰り着き傷口を見ると、縫合跡が痛々しい。どうみてもあまりうまい手術には見えない。今となっては獣医の腕と犬たちの治癒力を信用するしかないのだがちょっと心配である。

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今回去勢した2匹。黒がサスケ、茶がカンクロウ


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手術跡。ちょっとヘタ?


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