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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/07/02)
4・20 抜糸

4・20 抜糸 (2008/04/22)  今日は玉抜きをした犬たちの抜糸の日。一時期カンクロウの金玉部分が腫れていたので心配していたのだが、腫れもひいていき、だんだん小さくなってきた。
 息子と一緒にペットショップに2匹を連れていく。行くとそのまま待合室の2階にあがってくれ、というので待っていたのだが、30分過ぎても40過ぎても声がかからない。少なくとも、時間がかかるならかかると報告しなければならない。それがサービスというものだと思う。息子が友達と待ち合わせた時間が迫っていた。ちょうど対応した女性がやってきたので文句を言った。
「何故、時間がかかるなら、かかると最初から言ってくれないんだ!」
対応した女性は無言で何もいわない。電話を入れてた時に忙しいなら忙しいといえばいいのだ。そしたら他の日にしたのに。僕の様子を見て、先に来て待っていたお客が、先に行っていいよ、と言ってくれた。
 対応した女性は、口ばかりうまくて、どうも前から好きでなかった。客が来ると、コミッションを稼ぐために、すぐ飛びつくようにやってくる。そのくせ、一見対応はよさ下に見えて、動物の扱いは悪い。こんな女は嫌いなので、余計今日の対応は僕の癇に障ったのだ。女性は下を向いてそそくさと降りて行ってしまった。
「抜糸をするだけだから、すぐに済むと思うので。どうもありがとう」
と譲ってくれた客にお礼をいった。
その客と会話をしているうちに、「去勢をしたの? どうしてそんなことをするの? 私は嫌い」決して嫌味はない言い方だが非難されてしまった。僕も不自然なことをするのは嫌いでできればしたくなかったので、彼女の言い分はよく解る。
「母犬と姉犬が一緒にいるので仕方ないんです」と説明すると彼女も納得してくれた。
 やっと僕の番がきた。入るなり獣医に、もうちょっとちゃんとしてくれ、と文句を言った。始めはキョトンとした様子できいていた獣医もあらましがわかるにつれ納得したようだ。
「そうなのよね。彼女はそういう所がダメなの。彼女は私のことを嫌っているし・・・。来月には辞めてもらうことになっているから」
多分他の客からも文句があったのだろう。
 2匹の抜糸は5分もかからずに終わってしまった。
 日に日に小さくなっている彼らの金玉を見ていると、どうも哀れで仕方がない。もう、2度と去勢はしたくない。


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