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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/07/07)
4・22 苦情

4・22 苦情 (2008/04/24)  やっと気持ちもスッキリし、青空の広がる気持ちのいい天気で、今日は晴れ晴れしい気分である。そんなとき、彼女から電話がかかってきた。
「アパートの管理人から言われたんだけど、犬を虐待するな、っていう苦情があったって言ってたわ。私も、虐待なんかしていない、犬同士が喧嘩しているんだ、って言ったんだけどね。あなた一度自分で話してきた方がいいわよ」
 その電話を受けて、腹がたってきた。これだからブラジル人は嫌いなのだ! 何も知らないのに文句ばかり言って自分の主張ばかりする。関係の無いことも含めてブラジル人に腹が立ってきた。
 この管理人はウソばかりついて僕の嫌いな奴なのだ。
「(僕の)アパートで亀を飼っているという通報があって、イバマ(野生管理局)の人間がやってきたんだけど、住人の許可がないと入れられないって、言って帰ってもらったよ。でも、また来ると言っていたよ」
 とこの管理人はいかにも本当らしく抜けぬけと僕に言ったことがある。後で門番やいろんな人間、はてはイバマまで電話したが、そんな人間は来てもないし、行ってもないという。管理人の嘘だったのである。ブラジルでは野生動物・植物は一切飼育してはいけないことになっている。うちには、熱帯魚をはじめカメなどがいるために、このときは慌てふためいた。そんな飼っちゃいけないものを飼うからいけないんだ、と言われれば何も言えないことなのだが・・・・。ただし、熱帯魚にしろサボテンにしろ店屋でおおっぴらに売っているし、みんな飼っている。だから良いっていう話ではないのだが・・・。
 カメは知り合いの農家に預かってもらい、サボテンは人にあげた。熱帯魚は店屋で聞くと、魚の名前の入った領収書があれば大丈夫だという。もちろん買ったときに名前の入った領収書なんてもらわないから、わざわざ作ってもらった。
 嘘としらない僕は、迷惑をかけたお詫びに管理人にとっておきのワインまであげた。あいつは、どんな気分でこのワインを飲んだのだろう。思っただけで腹が立つ。
 それ以来、会っても挨拶もしないし、無視している。その管理人に会うなんて最低である。他の犬に噛まれて傷のあるカンクロウを連れて管理人室に行ったが、運良くいない。代わりに、カンクロウの傷を見せながら別の責任者に説明した。
「わかりました。何かあったら電話します」という話だった。
 あまりブラジル人の悪口ばかりいいたくないが、ほとんどのブラジル人は外面ばかりよくて内面はイヤな奴が多い。ブラジル人ばかりのアパートに住んでいると余計に嫌な面が見えてくる。
 でも、本当は程度の差こそあれ、日本でもアメリカでも、何処の国でも同じようなモノなのであろうと思う。


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