6・22 息子とラーメン (2008/06/23)
今日は息子が朝から嫌な顔もせずいろいろ手伝ってくれていたので食べに連れて行ってやることにした。 「ラーメンが食べたい」という。 僕が麺類大好き人間なので、息子も小さい頃からラーメンやうどんを食べ、やはり麺類人間になってしまったのだ。 ちょうど先週、日本から麺からスープまで材料を輸入して作る本格ラーメンを売りにするラーメン専門店ができた。ただ値段が高という噂を聞いていたので、行くつもりはなかった。僕の頭の中には、ラーメンは庶民の味、安くておいしい、という概念があるからいくら輸入品を使っているからといってっも高級ラーメンなんかまっぴらごめんである。 以前からあるラーメンやに行くと、行列ができて一杯である。客は90%日系人であるようだが、できた当初はまさかここまで客が入るとは思いもよらなかった。僕は待ってまで食べる気はなかったが、息子は待ってでも食べるつもりらしい。その意気込みに負け、新装オープンの店に連れて行くことにした。行くとちょうど2席開いていた。 日本では味噌ラーメンを売りにしている店らしいので、僕には味噌、息子には味噌は強いので醤油を頼む。テーブルに座っていたのでよく解らなかったが、隣にある厨房が妙に騒がしい。むだに、フライパンとお玉をこすり合わせたり、なんとなくふざけながら作っているようである。楽しみながら作るのはいいが、冗談をいいあったりしながら作るのは食べに来た人間にとっては、うっとうしい。だいたい日本でそんな店に入ったことがない。今はどうかわからないが・・・。軽い不快感を覚えながらラーメンを待つ。 久々に食べた味噌ラーメンは味噌の味が強く、かなりこってりしていた。最近減塩料理ばかり食べているのでそう感じるのかもしれない。麺は太めで軽いちじれがあり、北海道ラーメン風である。確かに日本の味である。 息子においしいかと聞くと、おいしい、という。前に行った中華チャンポンとどっちがおいしい?、と聞くとこちらだという。2杯のラーメンと水で41レアル、約2800円。やっぱり、ちょっと高い。でも、息子が日本のラーメンの味を体験できたのでとりあえずは良かった。
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