7・30 停電 (2008/08/01)
10時間以上もぐっすりと睡眠できたのは何ヶ月ぶりだろうか。久々の快眠できたおかげで気分がいい。日本の暑さと時差ぼけで最低だった健康状態も徐々に上向いてきた感じだ。 毎日身体はだるいし、ときおり吐き気がするし、血圧も高いし、いったい僕の身体はどうなったんだ、とかなり心配だったが3日ほどまえから血圧は下がり今では、ほぼ平常値に近づいた。やはり食に気をつけ、朝夕犬の散歩をし、毎日お灸をしたおかげである。それにしても早い身体の復調に自分でも驚いている。 さあ、日記も気合を入れて書こうとしたとき、電気が消えた。おかしいな、停電だろうか? 他のアパートを見るが電気はついている。ラジオの音も聞こえる。もしかしたら僕のブロックだけの停電かもしれない。そう思い門番に電話してみると、今、エレトロパウロ(電気会社)の技師が来て電気を切っていったところだという。4月分の電気代が未納になっていたのだ。 ブラジルでは、電気代が払われていなければ、次の月に払わなければ切断するよ、という警告書と一緒にもう一度支払い書が送られてくる。以前も何回か危ないところで払ったことがある。しかし、今回は警告書を受け取った覚えがない。多分、門番が渡しそびれたか、彼女に誤って渡して僕のところに来ていないのだろう。 エレトロパウロに、電話すると、まず電気代を払って、その領収書をもう一度電話してくれと言う。4時間以内に電気を戻したければ32レアル、24時間以内なら6レアル、いつでもよければ無料、というシビアな価格設定も言い渡された。魚たちもいるし、もちろん4時間以内である。とりあえず近くのエレトロパウロに行き電気代の用紙をもらい、銀行に行って支払い、 もうくたくたになってしまった。 電気は1時間30分もしない間につながった。良かった! しかし、日記を頑張って書こうという気力はすっかり失せてしまっていた。せっかく気分良く始めようと思ったのに、足をすくわれた形である。 明日は8月最初の日だし、明日からまた頑張ろうと自分を慰めた次第である。
 | 僕の好きな並木通り。一見冬枯れで寒そうであるが、半袖で過ごせる暑さである。今は真冬のはずであるが。 |
|
|