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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/10/26)
8・24 白人社会 [画像を表示]

8・24 白人社会 (2008/08/24)  知人に誘われ、貧しい子供たちを助けるための慈善競売会に行った。ハイアットホテルで行われた、いわゆるブラジルの上流階層の集まりで大きなホールに1000人ほどが来ていた。来ている人間はほぼ95%が白人で、中に数人裕福そうな日系人?がいた。見事なほど皆白人で僕の見た限りでは一滴の黒人の血も混ざっていないような人ばかりであった。黒人も白人もインディオも混じりに混じったこのブラジルで、この白人オンリーの集まりは僕にとっては驚きであった。こんな社会がブラジルにあったのだ。
 仕事上、ブラジル中の高級ホテルを使ったり取材してきたが、どこに行っても血の混じったような肌色の人々はいた。しかし、こういった真の上流階級の集まりは完全白人社会だったのだ。来ている人々は高そうな服をさりげなく身につけ、皆品のよさそうな雰囲気を醸し出していた。
 ブラジルは世界で最も肌色の差別が少ない国と言われ、アメリカの黒人なぞには、ブラジルは天国だと言われるほどらしい。しかし、実際はどんなお金持ちの、黒人の息子でも道路をブラブラ歩いていたりすると警官に呼び止められ尋問されたりすることがしばしばあるそうだ。人種差別の無い国、それは表面的なことでやはり上で牛耳っているのは白人なのだ。しかし、庶民的な部分では白人と黒人のカップルを10数年前とは比べ物にならないほど多く見かけるし、今後はこうした白人社会にもじんわりと少しずつ黒人の血が入っていくのではないだろうか。



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