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８・２５ 撮りたい写真 (2008/08/26)
日本から帰ってきてまだ1枚も自分の作品と呼べるような写真がとれていない。困った。多分、瞬間を切り取る目ができていないのだ。しばらく体調を壊していたこともあり、金を稼ぐ仕事で忙しかったこともあり、真の仕事がまったくできていなかった。
友人に頼まれたり、仕事で記念写真を撮らしてもらい、「まあ、きれい。雑誌の表紙みたい」なんて喜ばれることが多くなった。でも、これはひとつには、カメラがよくなったのと、そうした写真を撮るのになれて人の表情を引き出すのがうまくなっただけである。
自分の目指す、ドラマチックな写真、映画の１シーンのような写真、何かを感じる写真を撮りたい。それには、毎日街を歩いて、そういう瞬間の出会いを増やし、写真を撮っても文句をいわれないような関係を作ってていくしかない。もっと歩かなくては！ もっと行動しなくては！ こういう風に思えるようになってきたのも身体の調子が良くなってきたからこそだろう。
やった！ という撮った快感を味わいたい。
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