8・26 薬と痛み (2008/08/27)
息子のエドアルドが、喉が腫れて出血してダウンしている。今、空気が乾燥しているため、多くの子供たちにいろいろ影響があるようだ。強く叱った翌日だったので、それも少しは影響しているかもしれない。以前にも同じようなことがあったから、彼は僕が思っている以上に繊細なのかもしれない。 彼は、喉が痛いため飯も食えない。病院に連れて行ったが、よくならないので母親はオロオロして人から聞いていろいろ薬を飲まそうとする。だいたい、そんなに急によくなるわけがないのだ。強い薬を飲まして副作用があったりするとそれの方が怖い。鼻炎もあるようで、鼻血もたびたびでるために余計オロオロしている。なんでも薬を飲めばいいと思っているところが間違えている。 ブラジル人は痛みに我慢ができないようで、身体に痛みがあるとすぐ薬を飲む。出産にしてもすぐ切るし、あるいは部分麻酔を使う。最近、出産した駐在員の奥さんは部分麻酔の出産で楽だったと言っていた。日本は完全自然分娩のところが多いそうだが、やっぱり痛みを伴う分娩によってよりいっそう愛情が湧くような気がするのだが、実際はどうなのだろう。 僕は注射が嫌いだし、薬が嫌いだから、歯医者でも治療に麻酔なしでやってくれとたいてい頼む。日系人のかかりつけの歯医者は、大丈夫? と驚いたような顔をしながら、ゆっくりと慎重にできるだけ痛みを伴わないようにやってくれる。それでも、ときおり神経?にあたると、飛び上がるほど痛い。しかし、我慢できないほどではない。そんな僕を見ながら、ブラジル人だったら絶対我慢できないよ!、と彼は驚く。 結構僕は痛みに強い方なのだろう。 やっぱり薬は怖いので、強い薬の投与はやめるようにきつくいわなくてわ、と思っている。
| 寝込んでしまった息子。ブラジルはいろんな薬が簡単に手に入ってしまうだけに怖い |
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