9・9 選挙まじか (2008/09/10)
市長の選挙が近いせいか、最近毎日夜の8時ぐらいから市長選にあわせて行われる、議員の立候補演説が30分ほども行われる。この時間帯はすべてのチャンネルで同じように行われており、市民はテレビを点けている限り、嫌でも見なければいけない。 叫ぶような大声で演説する立候補者や、医者の白衣をきた医者の立候補、中国人の立候補などがおり、最初は、へえ~、と言う感じで興味深く見ていたのだが、毎日、同じものを見せられるとさすがに飽きてくる。これを選挙まで見せ続けられると思うとウンザリである。昨日辺りはこの選挙番組が始まると即消してしまった。 選挙が近づくと、公共施設の整備などが活発になってくる。今の市長が再選を狙っての得点稼ぎをするためだ。僕が住むセントロあたりでは、毎日、道路を水洗いするようになった。路上生活者もどこかに連れて行かれたのか少なくなっているような気がする。今のカサビ市長は町を綺麗にすることをひとつの公約にあげているからだろう。彼の政策によって多くのカメロー(路上販売者)は、取り締まりを厳しくされ見ていてかわいそうなくらい痛めつけられている。こういう市長は人気がないのだろうと思っていたが、意外にあるそうである。 現在、3人の有力な市長候補者がいるが、どの顔も強欲な、悪党面をしている。多分さぞかし性格が悪いことだろう。誰がなっても、結局は自分の懐を肥やそうとする点では同じだろう。いつかブラジルにも真に正義の政治家が生まれるときはくるのだろうか。
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