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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/04/05)
9・11 勘 [画像を表示]

9・11 勘 (2008/09/12)  写真を撮っていると肩を叩かれた。振り向くとメトロ警察の人間であった。
「許可証を持っていますか?」
 そんなものは持っていなかった。別に仕事で使おうと思っていんかったし、夕方の帰宅前のごっちゃり人がいるシーンを数枚撮りたかっただけであったからだ。
「ドキュメント(身分証明書)を見せて」
 素直に運転免許書を見せる。メトロの中はプロ用のカメラでとってはダメらしい。ちょうどそのとき持っていたのは大型のカメラでさすがに何もいいかえせなかった。彼らは僕のカメラ見て驚いたらしく、何度もしつこくカメラのことについていう。あんまりしつこいのでカチンときたが、ここはヘタに逆らわない方がいいので黙っていた。名前、住所など僕のドキュメント番号はすべて控えられた。もう、しばらくはメトロの中で写真を撮ったりすることは辞めておいたほうがよさそうだ。
 今日は、何故かメトロ警察が多いことには気づいていた。さらにカメラの露出をあわせている僕の様子を鋭い目つきで見ていた男がいたことに気がついていた。僕のアンテナには注意セヨとイエロウマークが点滅していたのに僕はそれを無視してしまった。どうせ、撮るのは2,3枚であるから、と安易な気持ちでいたのがまずかった。
 ご丁寧に駅の責任者のところまで連れていかれた。途中、メトロ警察の人間はうるさく、責任者におまえのカメラを見せろ、と言う。呼んでくるからここで待ってろ、といわれので、その様子を見ていた。責任者はそんな細かいことを俺に言ってくるなというような、いかにも面倒くさそうな態度をメトロ警察にしめした。しかし、僕に対する態度は非常に紳士的で親切であった。やっぱりメトロ警察の下っ端とは違い人間に品がある。横にいたメトロ警察は何かいいたそうにしていたが、結局だまったままであった。カメラを見せることも無く、メトロの中は許可なしでは撮影禁止という説教を軽くされ終わった。しかし住所やドキュメント番号が控えられた、というのは憂鬱である。
 つくづく、自分の勘には素直にしたがって行動した方が良いと、いまさらながらに思いしらされた。

2008911.jpg
春めいてきて、樹木の若葉が目に新鮮である。
いまいち気に入った写真がとれないのは、かなり憂鬱。


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