9・20 スカスカ (2008/09/23)
窓の外では,すぐ前にある市議会場で選挙をまじかにして、うるさいほど拡声器で選挙運動をしている。1日20レアル(1500円)で借り集められた人々は党の名前の入った旗を振り回し、笛を懸命に吹いている。別にその党を応援するつもりは、大してないのだろうが、やっているうちに洗脳されて興奮していくのだろう。 大きな空洞が気持ちの中にぽっかりと2つも空いてしまった。何をやっても虚しく充実感がないスカスカ状態である。アハッ。転換期にきているのかもしれない。「もう、自分のことだけを考え、いらない関係は絶っていこう」「いや、どんなことがあっても見守っていってあげよう」などなど考えは錯綜する。しかし、今回受けた傷はあまりにも大きかった。僕の根底をグラグラと揺るがせるものであった。 こんなことぐらいでせっかく取り戻した健康を手放したくない。そお、思いつつも、今日の犬の散歩は許してやろうと、自分を甘やかせてしまった。旅にでよう、すべてのことをおいて。
|