10・8 ブラジルの経済は? (2008/10/08)
アメリカの金融業界の崩壊の影響を受けて、ブラジルも株が暴落し、ドルはここ最近50%も値あがりし1ドル=2.3レアルを越えた。ものの値段も急騰し昨日買った犬のエサは30%もねあがっていた。僕はいつも15キロ入りの大きなモノを買っているので「これはひどすぎる。何故買う前にちゃんと説明してくれないのだ」と文句をいうと、1キロ入りのエサをおまけでくれた。文句は言ってみるものである。 ブラジルも危ないのではないかという危機感から、最近いろいろ情報を集めている。一般の人に聞くと、今までブラジルはいろんな目にあってきたから、大丈夫と言って、心配している僕をアホ扱いする始末である。ただ、この数日のドルの急騰から、裕福層は少し心配しはじめているようだ。 なかなかドルを吐き出そうとしないブラジルに対してIMFは他の南米諸国の影響も考えて批判をしているそうであるが、ルーラ大統領は逆にそんなIMFを非難している。だからドルは急騰する一方であるが、そろそろドルを吐き出しそうな感じである。 実際、ブラジルは大丈夫なのか? 今のブラジルは外貨もたくさんもっているし、国に体力があるから影響は受けるが、大きな影響は受けないというのが、銀行筋などから得た情報ある。それを聞いてちょっとがっかりしてしまった。というのは、もしドルや円がどんどん下がってしまっては円生活者である僕は逆に困ってしまうからだ。あくまで予想ということで、実際どうなるのかわからないが、やはり食物や鉱物の膨大な資源を持っている国は強い。1ヶ月ほどのアマゾン旅行を計画しているが、旅行に出るべきか、一時延期するべきか、迷うところである。
|